こっそり語る横浜市長リコール12:市民とギスギス2
お次は青木俊氏。ジャーナリストなのか作家なのか寡聞にして知らないが横浜市民だそう。清水潔氏とのツイッターでのじゃれ合いが面白い。
1. どこで署名できるのかわからないと。「案内が不十分」とやや迂闊なひとことに……。
どこに行けばリコールの署名ができるのか?案内が不十分だと思う。これでは50万人署名の先行きは暗いのでは? https://t.co/we70W3X4ip
— 青木 俊 (@AokiTonko) 2020年10月5日
2. 「無知か安易か妨害」と激しくなじる廣越氏。「住民投票のホムペより充実している」とも。確かにボリュームはあるけど、あの超絶的なわかりにくさは……。
署名開始一週間くらいは、事務作業で街頭に出る人手はないのでいつも出しているホムペにはまだ街頭情報は記載してありません。
— 廣越由美子(一人から始めるリコール運動☆) (@yumiko1054) 2020年10月5日
でも住民投票のホムペより充実しているこちらの運動をあえてそのように言うのは無知か安易か妨害かでしかないですね。
スクショしとこう#一人から始めるリコール運動 https://t.co/5aRUHUIE59
3. 青木氏呆れツイート。
笑! 無知にされてしまった。まあ、ご勝手に。 https://t.co/U75oDLF3md
— 青木 俊 (@AokiTonko) 2020年10月5日
4. 「わからなければ電話」「想像力もないかわいそうな人」と廣越氏。
わからない人は自分で電話してきて聞いたりしています。
— 廣越由美子(一人から始めるリコール運動☆) (@yumiko1054) 2020年10月5日
そういう想像力もない、かわいそうな人ですね。 https://t.co/gf7RjPMwPt
無知じゃなくて妨害かwww
— 廣越由美子(一人から始めるリコール運動☆) (@yumiko1054) 2020年10月5日
5. 「わからない、不十分と言っただけ」と青木氏。
私は、どこへいけばリコールの署名ができるのかわからない。案内が不十分ではないか、と言っただけです。で、↓の対応。ずいぶん強引な方々なんですね。みなさんはどう思われますか? https://t.co/KZGiEYt40M
— 青木 俊 (@AokiTonko) 2020年10月5日
6. 「相手の批判だけする事に悪意しか感じない」と廣越氏。
わからないなら調べればいいのに、調べるという当たり前の行為はしないで相手の批判だけする事に悪意しか感じない。
— 廣越由美子(一人から始めるリコール運動☆) (@yumiko1054) 2020年10月5日
そういう人に優しくしたいとか思わない。
皆さんどう思いますか?って聞くところも他人任せで自分の発言の責任を放棄している。 https://t.co/zlv1NhBCLX
7. 「どっちらけ」と青木氏。
私は林市長はリコールしたいと思っています。だから、どこへ行けばいいのかわからない、とツイしたわけで、それへの反応がこれです。すごいですね。どっちらけ。 https://t.co/zGY9035CBn
— 青木 俊 (@AokiTonko) 2020年10月5日
8. 運動に参加している方と廣越氏の追撃。
青木氏はフォロワーが9千人以上いて、TLでも頻繁に目にするが(ネットに疎い御仁ならいざ知らずTwitterで検索すれば誰でもわかるのに)、その発言は横浜市民としての当事者性の希薄さしか感じられず、どっちらけでございます。 https://t.co/QIz9v4svqS
— 普通のねこ (@rikoYokohama) 2020年10月5日
自分が知らないから50万人行かないという批判は問題ですよね。
— 廣越由美子(一人から始めるリコール運動☆) (@yumiko1054) 2020年10月5日
なのにそこを無視して他人を強引って批判する凄さ。
論点ずらしてさも協力的なふりをして相手を攻撃。
そういう卑怯さをフォロワーにさらしちゃいましたね。
そして永遠の魚拓。 pic.twitter.com/pC0wWsUbve
9. 運動に参加している方から、状況を見かねてか友好的なツイート。
コロナ禍でもありますし、
— FUMI (@kurineko235) 2020年10月5日
この後の街頭情報、webからお申し込みも、
よろしくお願いします!https://t.co/8sIcOyeJzW
運動している人達は「不十分」にカチンと来たんだろうなあ、きっと。でも悪意はなかったと思うよ。知らないものに悪意など持ちようがない。
無論「悪意がないから問題ない」とは言わない。前記事で紹介したツイートにも言えることだが、「不十分」という言葉を発してしまうのは「あなた呼び掛ける人、わたし署名する人」と役回りを決めてかかっているように見えるし、そこを問題視するのはわかる。しかし、あたかも青木氏がリコール運動の邪魔をしようとしているかのごとくなじるのは言いがかりにしか見えなかった。
廣越氏しかり事務局長殿しかり、あちこちから「妨害」されたり難癖付けられたりして苛々をつのらせていたのだろうか、全方位噛みつきモードになってしまっているように私には見えた。
リコール運動と選挙運動は違う
リコール運動を主導する人とそうでない人の境界というのは実にデリケートな問題だとは思う。
選挙運動なら「清き一票をお願いします」だし、当選したら「ありがとうございます」で、落選したら「私が至らなくてごめんなさい」だ。
だがリコール運動は違う。市民が同じ高さに立って連帯して行うべきもので、「頼む」「頼まれる」という関係性ではない。そこをはき違えてしまうと「ちゃんとやれよ」という論調になる。
運動に参加していた人達は、それが苛立たしく、また腹立たしかったのではないかと思う。そこはわかる。そこはわかるのだが……。
「わかりにくさ」はぼやいていい
運動員に噛みつかれた両名に共通しているのは「わかりにくさ」に言及しているということ。その点については私も同感で、見付けにくいしわかりにくいと思う。そしてそれをぼやくこと自体は何の問題もないはずだ。「ちゃんとやれよ」と非難するのが筋違いなだけである。(前記事の方の「わかりやすい呼びかけを」にも非難の響きがわずかにあり、その点が迂闊ではあったと思う。)
もちろん運動員達がそうしたぼやきの声を掬い上げるも黙殺するも自由である。もっとも廣越氏をはじめリコール運動を主導している人達は、どうやら公式サイトが見付けにくいともわかりにくいとも感じていないようだった。