こっそり語る横浜市長リコール10:野党とギスギス
ここから筆が鈍る。
私は敗因分析がしたいわけではないと、ここでも改めて断っておく。
署名期間に突入してからのリコール関連ツイート群は、よい雰囲気とは言い難かった。
なにしろ住民投票側との摩擦は解消されないままで、それぞれに署名集めをしている。
地元野党がリコール運動に加わる動きもなかったわけではないようだが、物別れに終わったらしい。
廣越氏のツイートは、とりわけ共産党による「妨害」への「苦情」が多かった。これは一例。
戸塚の共産党がどれだけエグいかっていったら
— 廣越由美子(一人から始めるリコール運動☆) (@yumiko1054) 2020年11月29日
リコールやっているさなかに散々混乱させたりもう集まったからいいでしょって言われてる原因となった住民投票のありがとう街頭宣伝やっていましたよ
すごくない?今やることじゃないよね。結果も出てないのにリコール最中にさ
黙ってたのにシツコイから晒す pic.twitter.com/5WRdq0ypxe
無論「雰囲気が悪くなるから苦情ツイートをするな」などと言ってはいけない。政治の世界でおかしいと思ったことをおかしいと言うのは当然である。
いずれにしても、カジノ阻止を目指す人々が一体になれないのはなんともやり切れない話である。大阪市廃止阻止(ややこしい)に向けての野党や市民の一体感が、私にはちょっと羨ましかった。
しかしほんと共産党は何がしたかったんでしょ。国会議員達のカッコよさと、廣越氏が伝える横浜市の共産党のわけのわからなさがどうにも結び付かない。