こっそり語る横浜市長リコール14:香山リカ氏とギスギス
発端は、愛知県知事リコール運動の不正署名にまつわる香山リカ氏のこのツイート。リコール制度の欠陥を危惧したもの。
これすごい金額だけどお金持ちなら出せない額じゃない。1000万円で規定数の半分の署名できたということは、名簿あれば2000万円でリコール成立。原理的には、民意で選ばれた県知事をひとりの意思とお金で解職できるということ。恐ろしいわ…https://t.co/k5817pSWU0
— 香山リカ (@rkayama) 2021年2月28日
横浜市長リコール運動を主導して来た人がこれに噛み付いた。「お金があればリコールできるような誤解を与える表現はやめて欲しい」いやいやいやいや。
横浜市長のリコール運動では、一年以上の時間と1000万円以上のお金を印刷や宣伝で使いましたが、集まった署名は90111筆でした。お金があればリコールできるような誤解を与える表現はやめて欲しいです、香山リカさん。 https://t.co/tPfKzuooM5
— きむちゃん(一人から始めるリコール運動事務局長) (@kimchan0213) 2021年2月28日
あくまで香山氏はリコール制度の欠陥を危惧しているのであって、これは壮大な誤爆。
謝る必要もないとは思うが謝る香山氏。
申し訳ありませんでした。あくまで愛知県の不正リコールの報道を指して申し上げたつもりでした。横浜市のリコール運動は法に則ったものであったことを改めてお知らせさせていただきます。 https://t.co/SrDh4bq1To
— 香山リカ (@rkayama) 2021年2月28日
だが噛み付きモードは収まらない。制度の不備を危惧することが「侮辱」になるという謎理論。
横浜のリコールが法に則っていたかの問題ではありません。「お金を出せばリコールできる」かのようなあなたの主張は、これまで、そしてこれからリコールに取り組もうとする市民に対する侮辱だと言うことを全く理解してないですね。何を謝罪しているのでしょう、呆れます。#リコールは市民に権利 https://t.co/8A7H8QNn9V
— きむちゃん(一人から始めるリコール運動事務局長) (@kimchan0213) 2021年2月28日
で、弁明を諦めた香山氏。そらそうだわな。
わかっていただけなくて残念ですが、愛知リコールの不正はそういう可能性も含んだ大問題なので、今後も手をゆるめず追及していくつもりです。
— 香山リカ (@rkayama) 2021年2月28日
そしてこれ。
謝罪はするけど、撤回はせず。垂れ流しである。どこかで見たような光景。 https://t.co/VOaKWITs4y
— きむちゃん(一人から始めるリコール運動事務局長) (@kimchan0213) 2021年2月28日
香山氏の謝罪は要するに「誤解を招く余地があったかも」という程度の話(私はそうは思わないが)であって、撤回する必要など微塵もないと私は思う。
廣越由美子氏も参入してるが、話がひたすら明後日の方向に進むのでここではあえて紹介しない。
別の人への香山氏のツイート。彼女の主張は元々この一点のみなのだが、噛み付いた面々にはそれがわからない。
ありがとうございます。私もまさかそこまでするとは考えてもいませんでしたが、巧妙にやれば制度上はそれで署名水増しもできるという点は、今後、法改革も含め考えていかなければならないと思いました。
— 香山リカ (@rkayama) 2021年3月1日
「リコールでの署名集めは違法行為が行われないことが前提になっている。今回の偽造は個人の見識に頼っている現行制度の限界を浮き彫りにした」
— 香山リカ (@rkayama) 2021年3月14日
「その一例として、本人確認の徹底によるなりすまし防止なども検討に値する」
想定を超えた悪人の出現で制度の厳格化も。
https://t.co/J4k82jwx7y