こっそり語る横浜市長リコール6:公式サイトがわかりにくい

こちらがリコール運動の公式サイト。
recall235.com


物事を整理して説明するのが不得手で、かつパソコンに不慣れな人がサイトを作っているのは一目で察しが付いた。とはいえ政党などの後ろ盾がないのだから、そこにケチをつけても仕方がない。「文句があるならお前(私)がやれ」という話だ。


繰り返しになるが、私はこのブログで敗因分析がしたいわけではない。ただ、このサイトを見て私自身が知りたい情報を見付け、飲み込むのに時間がかかったのは事実なのだ。

カジノの何が問題なのか。林市長の何が問題なのか。リコールとはどのような制度で、どのような段取りで進められるのか。運動している人達は今何をしており、市民には何ができるのか。そういった基礎知識や運動の体制、現状などが読み手にすんなり伝わる構成になっているとはとても言えない。メニュー構成からして論外である。
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Q&Aのページが最も情報量が多く、ここをつぶさに読んでようやく全貌が理解できたが、概略の説明がないのには閉口した。


しかも、公式サイトがあるにもかかわらず、日々の報告は公式サイトに書かれたり廣越氏のブログに書かれたりする。しかも廣越氏のサイトは公式サイトの下方にひっそりリンクされているのみ。これは廣越氏を元々知っていた人以外は、見付けられなかった人の方が多いのではなかろうか。更にツイッターアカウントは、オフィシャルアカウントを含め関連アカウントが私が知っているだけでも3つある。運動の現状を知るには公式サイト、廣越氏のブログ、複数のツイッターアカウントと、あちこちチェックしなければならなかった。

相当の熱意の持ち主でない限り、これらすべてを追うということはしないだろうし、私もしなかった。辛うじてツイッターの公式アカウントをフォローしたのみである。

尚、運動が始められた当初「未定」とされていた署名期間は、署名活動を終えた今も公式サイトに記載されていないままである。


ぼうごなつこ氏の漫画がいい

ある時期からぼうごなつこ氏による漫画が掲載されるようになったが、リコール運動のまさに背景と概略が極めてわかりやすく解説されている。私は知人との間でリコール運動のことが話題に上った時にはこの漫画を印刷して渡していたくらいである。運動を後押しする役割をかなり果たしていたのではなかろうか。
recall235.com


動画もいくつか視聴できるようになっており、それらもよくできている。但し一部は著作権上……。