こっそり語る横浜市長リコール9:暗雲

署名開始からまだ日の浅い頃、廣越氏がブログに嘆き節の記事をいくつか書いた。
yumiko1054.amebaownd.com
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受任者のひとりから「憶えがない」と怒りの手紙と共に署名簿が返送されて来たというのだ。しかも事務局ではなく廣越氏の自宅に(署名簿には代表である廣越氏の自宅住所が記載されている)。

つまりその人は単純に署名しただけと勘違いしていたわけだ。そして、事務局にも同様の苦情の電話が多数かかってきたという。

3つ目の記事は署名簿の誤った扱い方について。ホチキス止めされたものをバラしてはいけないということなど、ちゃんと書かれているのに読みもせずにいい加減なことをする人続出。署名は当然無効になる。


これ、わかるなあ。世の中には説明書の類が読めない人が驚くほど多い。恐らく「ネットでものを調べられない人」とかぶってると思う。

怒りの手紙や電話を寄越した人達に同情の余地があるとすれば、リコールの制度自体があまり知られていないということ。「受任者」なんて言葉、私も知らなかったし。それにしたって自分の勘違いの可能性をちっとは考えてはどうかと思うけれど。

街頭で受任者を募集している時、どんな説明をし、どんな反応と共に名前を書いてくれたのか、少しばかり気になるところではある。手渡したというチラシはあまり読んでもらえていないと思う。または読んでも理解できなかったか。


受任者登録してくれる人にあらかじめ伝えるべき事項はーー

  1. ここで行っているのは受任者募集である
  2. 受任者とは署名を集める人のことである
  3. 署名開始は少し先である
  4. 署名簿は後日郵送する
  5. 自分ひとり署名して返送してくれてもいい

たったこれだけのことが伝わらなかったとは難儀な話である。