こっそり語る横浜市長リコール1(序)

横浜市長リコール運動は、必要署名数約50万筆に対し、90,111筆と予想外に低調な数字で幕を閉じた。

まずは廣越由美子氏(元市会議員)はじめリコール運動を主導された方々には心からの敬意を(こっそり)表したい。

実に1年以上もの間、あちこちの駅前等で受任者を募り、また呼び掛けを続けたその根気は想像を絶するものがある。リコール運動に関心を持って来た人達の間では、無念と感謝が共有されていることと思う。

しかし私自身は、同時に少しばかりモヤモヤした気持ちも払拭できずにいる。やり方がまずいから失敗したなどという話がしたいわけではない。ただ、このリコール運動は私には少々後味の悪いもので、さりとてそれを誰かに伝えたところで何になるのかとも思われ、ひとまずここでこっそり吐き出してしまおうと思った次第である。

(「後味が悪い」という言い方は誤解を招きそうなので捕捉しておくと、私はこのリコール運動に深く関わったわけではなく、受任者となって自分を含めわずか3人の署名を集めたのに過ぎない。あとはネットで様子を眺めていただけである。)


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